ムスカを作ろう


ラジコン潜水艦 第二作目 ムスカの製作に入ります。
製作したい艦は沢山有りましたがどれも難しそう。
で、製作前に条件を付けてみました。

@ SF艦で有る事                         
A ウオータージェット推進で有る事(ペラが外から見えないきゃOK)
B 水の吸入口に苦労しない形状をしている事        
C メカ搭載し易い形状をしている事          
D 上下2分割で簡単に型割できる形状をしている事    
E 自分で格好良いと思える事                 

以上の条件を絞り込んで 次艦は ムスカ に決定!!
型紙にメカを並べてみてこれなら入るという大きさで全長80cmにしました
1/50だよ〜ん
でも問題はまだまだ山積みであります

雄型の材料はは有る方から分けて頂いた発泡ウレタン。
上方向、横方向から型紙通りにノコでカットしています。
この段階ですでに2分割。
ひたすら削って形にしていきます。左右対称に削るのは結構難儀で厚紙でゲージを作って仕上げます。
思い通りのイメージにならず漫画片手に盛ったり削ったりの繰り返し。
最後は自分の思いを勝手にでっち上げました。格好良ければいいのだ。
家でFRP作業をするのにどうしても家人に相当迷惑を掛けてしまいます。さて、どうしようかと思案している時、材料の相談をしていたFRP屋さんから成形もやりますよってお話が出ました。見積もりして頂いた所予算に合ったのでお願いしちゃう事に。これが帰ってきた製品ですがさすがプロですね。

製作依頼  松村化成KK
メールで質問を送れば素人でも判りやすくお答え頂ける親切なお店です。
セールとシュラウド(後部の輪っか)はFRPで自作です。これぐらいの大きさなら家のベランダで出来るのですが・・・・

セールは石膏雌型。シュラウドは適当なパイプにクロスを巻き付けて製作。
この適当なパイプが意外と難しくメジャーを持って100円ショップやスーパー巡りをした結果有りました!ちょうど良い直径が!!
シャンプーの入れ物です。これはポリエチレンで離型も簡単でやりぃ〜
防水壁を作ります。
最初の想定はセミドライハル。しかし眺めていると70φのシリンダーがすっぽり入るなぁと思ってWTCに浮気し掛けましたが初心貫徹でやはりセミドライハル。円柱の中にびっしりとメカを納めるのは苦手です。
3mm厚のFRP板で枠組みし接着。バラストタンクだけはアクリルパイプとします。(中央のやつ)
前後の空きスペースを広く取って有ります。行く行くは飛び道具でも仕込みたいなぁと思ってます。

バラストタンクの アップ写真。代替フロンガスによるブローとしベント弁はリンケージロットと兼ねています。
旋盤加工はKSC副会長ゆうしおさんにお願いしました。
といっても殆ど作ってもらった様なものです。
400系モーター2基  コグベルト駆動  減速1/3.3
ベルト&プーリーは水没となりますので駆動ロスや耐久性がやや不安
1,5mm厚FRP板を5枚重ね合わせ削り出した8葉インペラ。2つ作るのはしんどかった!スピンナーは京商ダクテッドファン用を加工したもの。どう?ピッタリでしょ。
お尻のラインが気に入らないので現在修正中。
潜舵の代わりとなるひみつの・そうち
高トルク・広角度なヨット用セールサーボを使用。
サーボホーンの代わりにギアを介してサーボフルストロークで出力軸は420°回転。
メカ部分が完成。
ハッチは前後2カ所。左に見えるのは戦車用DMDユニットで左右モーターの差動により旋回を行う。中央のバラストタンクはワンタッチで着脱できガス補給やメンテナンスが簡単。

潜舵の秘密へ