潜舵の秘密

ムスカにはセールプレーンのみでそれらしき舵が有りません。
後部に垂直に付いてるのは安定板で舵では無いと私は思う。
旋回は垂直板を動かさなくても制御方法をすぐ思いつきましたが難儀したのが潜行舵です。
セールプレーンも一応可動にしてみましたが船体中央に有るためか余り効いてくれませんでした。

	最初に考えたのは重心移動による姿勢制御。 サーボでピニオンを回転させラックに付けたウェイトを前後に動かす方式。 ２００ｇを８ｃｍのストロークで動かしましたが船体そのものが重いためか動きは大変緩慢！こりゃ使い物にならんとテストのみで断念！！一度やってみたかったので良しとしましょう。動的姿勢制御もするとなると大変ですわ。 バランス調整の時は数グラムのウエイトで姿勢が変わるんだけどなぁ。
	第二案。見えないようにこっそり舵を付ける方式。 これは前部内側より撮った写真ですが台形に見える物が舵でニュートラルの状態では面一になっていて外側からは殆ど解りません。
	これは上げ舵を打った所。 舌の様にべろ〜んと出てきます。
	これは下げ舵状態。 シュラウドを動かす・推進軸の根本から動かす・透明の舵を付けて誤魔化す等色々考えましたがこれが一番簡単ですし妥協できる範囲でしたのでやってみました。 効きはと言いますと俊敏では有りません。轟天号の様にピピッという感じでなくどろ〜んとしてます。従って操縦はし難いですが一応効いてますので暫くこれでやってみるつもりです。

製作後記

潜舵の反応が今一で再検討の余地有りと考えていたのですが、５月の追浜、９月の神戸サブレガッタと何もトラブル無しで走行できましたので一応これで完成としました。これ以上手を入れるのが面倒だったとも言えます。

戻る